シドニー!

村上春樹のシドニーオリンピック観戦記です。シドニー! ワラビー熱血篇 (文春文庫)作者: 村上春樹出版社/メーカー: 文藝春秋発売日: 2004/07/09メディア: 文庫購入: 2人 クリック: 13回この商品を含むブログ (46件) を見るシドニー! コアラ純情篇 (文春文庫)…

LIFE PACKING2.1 未来を生きるためのモノと知恵

LIFE PACKING2.1 未来を生きるためのモノと知恵作者: 高城剛発売日: 2016/08/06メディア: Kindle版この商品を含むブログ (1件) を見る前作が旅に日常生活に生きる様々なチップスを盛り込んだ良作だったので、続編となる本作も読む予定でしたがおり良くKindle…

FLIP FLAP最近の赤さん

FLIP-FLAP (FUNUKE LABEL)作者: とよ田みのる発売日: 2015/03/16メディア: Kindle版この商品を含むブログ (3件) を見るFLIP FLAPは一巻完結のラブストーリーです。 主人公は好きな女の子と付き合うため、ピンボールを必死に練習します。段々とピンボールも上…

21世紀の英会話

少し古い本ですが、高城剛氏のフィリピン語学留学のススメです。 日本から至近の英語留学先であるフィリピンはセブ島におけるおすすめ語学学校や、 インターネット英会話スクールについて説明されております。 コンパクトにまとまっているので、より詳細な情…

江戸川乱歩 孤島の鬼 蜘蛛男 目羅博士

江戸川乱歩作品もKindle unlimitedの対象となっておりました。有名な作品はほぼほぼ対象となっているようです。 改めて読み直すと、意外にストーリーを忘れていることに驚かされます。 連載小説だったこともあるのか、テンポが良く、話に起伏があるので未だ…

法月倫太郎 一の悲劇 二の悲劇 しらみつぶしの時計

最近、ドラマで一の悲劇をやっていたので気になって原作を調べたところ、Kindle unlimited の対象となっていたため読み直して見ました。 一の悲劇、二の悲劇は主人公は共通なものの、ストーリー的な連続性はなく、読む順番を問いません。 ただし、二の悲劇は…

k.m.p.の、旅してぐるぐる

旅に関するあれこれk.m.p.の、旅してぐるぐる。作者: k.m.p.,なかがわみどり,ムラマツエリコ出版社/メーカー: エンターブレイン発売日: 2012/09/07メディア: 単行本購入: 1人 クリック: 1回この商品を含むブログ (4件) を見る旅が好きで、実際にどこかに行く…

走ることについて語るときに僕の語ること

ランニングに興味ある人であれば読んで損なし村上春樹は、小説よりもエッセイを好んでいるのですが、特に好きなのがこの本です。 何度か読んでいますが、個人的な経験として、ランニングを始める前と後、そしてランニングに飽きかけてきたときと、それぞれで…

白馬に乗られた王子様

キャラクターへの愛を感じる良作かつて週刊少年ジャンプで連載をしていた漫画家さんの処女小説という点に興味を覚えて購入。 最後まで一気に読める良作でした。恋を知らない若き女性とその原因を作った二人(?)組が、彼女が恋する心を取り戻す為に奮闘する…

絡新婦の理

衒学的冒険推理小説京極夏彦はうまい作家だと思います。 非常に長くて内容的にも濃密な小説にも関わらず、飽きさせることなく一気に読ませる本を、一冊や2冊ではなくずっと書き続けているからです。多くの登場人物の視点を織り交ぜながら、混乱をまねくこと…

今はもうない(若干ネタばれあり)

S&Mシリーズの異色作森博嗣の人気シリーズS&M(犀川&萌絵)シリーズの中で一番好きな話です。 読んだ方はわかると思いますが、この作品はシリーズの中でも異色作です。 私は、S&Mシリーズの中でこの作品を初めて読みましたので、シリーズを通じての読者…

霧越邸殺人事件(若干ネタばれあり)

幻想的本格推理館モノこの作品を最初に読んだのは小学生のときでした。 そのころ、私は「かまいたちの夜」をきっかけに、推理小説にはまり、とくに「新本格」と呼ばれた一連の作家の小説はむさぼるように読みました。その中でも、綾辻行人は印象的でした。「…

キャッチャー・イン・ザ・ライ

ニューヨークに行くときのポケットに私は、数あるニューヨークの観光スポットの中で一番セントラルパークが好きです。 といっても、実際にニューヨークに行ったことは一度しかなく、まわった観光名所も限られるのですが。 それでも、数々の映画や小説の舞台…

ロング・グッドバイ (ハヤカワ・ミステリ文庫 チ 1-11)

チャンドラーの最高傑作こちらも、村上春樹訳の方です。 以前の訳は知らないので何とも言えませんが村上版はとてもいいです。 ハードボイルドの世界を違和感なく表現しています。長い話で、ストーリーも入れくんでいますが、中だるみせずに楽しめるのは物語…

ティファニーで朝食を

ホリー・ゴライトリーの軽やかさ!グレート・ギャツビーと同様に村上春樹版をお勧めします。 私はこちらに先立って龍口 直太郎翻訳版も見ていましたが、ホリーの生き生きとした感じ、色あせない感じにかんしては、やはり龍口 直太郎版は時代を感じさせるもの…

グレート・ギャツビー (村上春樹翻訳ライブラリー)

スコット フィッツジェラルドと村上春樹の競作村上春樹は、翻訳家としての仕事がすばらしいと思います。 ただ、小説家としての彼があんなにもてはやされる一方で、翻訳のすばらしさについてはあまり語られることがないように思われます(主に居酒屋で、の話…

私の名前は、高城剛。住所不定、職業不明

高城剛の最新作高城剛は、ここ一、二年はワイドショーで取り上げられることも多く、「なんだかうさんくさいおじさん」と思われることが多い。 私の周りでも彼の評価は芳しくなく、見た目や言動で損をしている感は否めない。私が彼のことを初めて知ったのは、…